知識ゼロから投資を学ぶ段階が、まずしんどかった【お金について何から学ぶべきか迷ったらまずはこの2冊を読むべし!】

こんにちは、きょんです!

 

突然ですが、心理職で非常勤で働く人の割合は心理職全体のどれぐらいでしょうか?

心理職全員を対象にした調査を私は知りませんが、1つの参考として日本臨床心理士会臨床心理士を対象にした調査(第8回「臨床心理士の動向調査」※調査時期は2019年)があります。その調査によると、

・非常勤のみで働く会員は約46%

・常勤や常勤+非常勤も含めた全回答者(1.1万人)の内

 -女性は約78%

 -臨床歴10~50年が約70%(ざっくり院卒から60歳まで働くとして10〜35年が63%)

 -年収は200~400万が約50%、500万以上は約29%(大学教員も含む)。

いかがでしょうか?ここから、臨床心理士の仕事で高収入は一握りということが推測されます。非常勤のみで働く人も「私は厚生年金を支払ってるから」という人もいると思いますが、ねんきんネットなどで将来月々いくらぐらいもらえるのか確認しましょう。本当に恥ずかしながら私はこれまで「老後?なんとかなるっしょ」とどこかで思っていたのですが、先日確認したところ愕然としました。今更感がハンパないのですが、「このまま老後を迎えたら積む」ということが確定しました。

 

当然ながら非常勤のみだと定年まで働いても基本的には退職金は出ません。(人によるでしょうが)企業年金もありません。この仕事は定年後も働ける類のものではあるかもしれませんが、よほど臨床の力や経営の力がないと定年後も開業で安泰ということにはなりにくいと私自身は思っています。そうすると定年退職後に年金生活+貯金切り崩しがメインになると思うのですが、これはきっとキツい!と思い、最近「投資」を始めました。いや~、余計なお世話でしかないですが若手非常勤の諸君は、できることなら若い内から投資はしておく方がいいですよ。運用次第ですが、長期分散投資でリスクが極端に大きくないなら、定年後に元本割れするようなこともおそらくないかと思われますし、長期分散投資は時間がものをいう手法らしいので、私よりも20代30代で時間のある人には、まさに「時は金なり」です。

 

 そんな焦りの中で私は投資を勉強し始めたわけですが、最初につまずいたのは「知識0→1にする」の段階です。つまり、投資やお金について「全く何も知らない状態」から「ほんの少し知っている状態」に持っていく段階で、まずどんな情報に触れて学んでいけばよいかに苦労しました。そこで助けられた情報や書籍を今回は紹介します。

1,『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』山崎元大橋弘

 まず読んだ本はこれでした。それまで会社員をしていたがお金についてよく知らなかった大橋さんが、投資などお金の専門家山崎さんに分かりやすくお金や投資について教えてもらう対話形式の本です。ここには後日書こうと思っているidecoやNISAについても載っています。なお、山崎さんはメディアにもたくさん出ておられますが、現在は経済評論家で専門は資産運用、楽天証券経済研究所客員研究員もされています。

 

 

AmazonPrime会員なら無料で読めます。「まず何を知ればいいか」を範囲指定してくれる意味でとっつきやすいのです。知識ゼロの時は、どこから学べばよいかがとかくわからず迷いがちですがそういう時に1つの方向性を示してくれます。

 

2,『本当の自由を手に入れるお金の大学 』両学長

これは投資に限らず、お金にまつわる5つの力について体系的に学べる本となっています。「今まで5つの力それぞれについて語った本はあったが、体系的にまとめた本はなかった」とYoutube大学のあっちゃんこと中田敦彦さんも紹介されています。

過去の私の記事でも紹介しています。

educp.hatenablog.com

先日も54万部を突破したそうでものすごい売れ行きの本ですね!

 

本当の自由を手に入れるお金の大学

本当の自由を手に入れるお金の大学

 

投資やお金に関する知識がゼロの私でも読みやすく理解ができた2冊です。「投資をしたいけど何から手を付けたらいいか分からない」と言う人はぜひ、こちらの2冊から読んでみていただければと思います。