学会誌を自炊する(裁断機は使いません)
こんにちは、きょんです!
皆さんは書籍は自炊(電子化)してますか?
私は割と本好きなので、あの手触りや紙をめくる音なども含めて読書を楽しみます。ちなみにみすず書房の本の質が好きです。
ですが、何せ場所を取ります。ただでさえ狭小住宅で自室もないのでできるだけ省スペースを図らないと家族の締め上げがきびしい・・・せめて学会誌は手触りよりも情報優先なので自炊しよう!
ということで、今回は学会誌を自炊したのでご紹介します。
学会誌ってなじみのない方がいらっしゃるかもしれませんが、所属している学会から年に数回送られてくる研究誌です。私も2,3の学会に入っていて、学会誌や広報誌で年間7、8冊ほど送られてきます。1冊当たりのページ数もまちまちで、50ページ~150ページぐらいです。
これまでずっと紙で置いていたのですが、場所を取るので思い切って自炊をしてみました。
続きを読むネガティブな感情と付き合う工夫
こんにちは、きょんです!
今回はネガティブな感情との付き合い方を学べる一般書をご紹介します。
精神科医である樺沢紫苑先生の『人生うまくいく人の感情リセット術』(三笠書房 知的生きかた文庫)
です。こちらの本は売れているようで、例えばAmazonの知的生きかた文庫の売り上げで1位を取るなど売れているようです。
家庭や会社、学校などあらゆる場面で、私たちは人間関係で悩むことが多いのはないでしょうか?
そのときに相手を変えることが現実的に難しい場合、ターゲットとなるのは自らの感情です。樺沢先生によれば、3000件の相談の内、9割が「ネガティブな感情」が原因とのことです。
続きを読む【保護者向け】小学校で発達検査を勧められたら確認したい3つのポイント
こんにちは、きょんです!
私は教育関係施設で心理士として働いており、幼児~高校生までの子・保護者と日々会っています。その中で発達検査(WISC-4という知能検査が念頭に置かれている場合が多い)に関する相談もよくお受けします。
今回は、特に小学校で我が子が発達検査を勧められたら押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
小学校で発達検査を勧められる際、学校が心配するお子さんの言動として多いものを列挙すると、「離席が多い」「整理整頓ができない」「衝動的に手を出す」「ぼーっとしている」「指示を聞いていない」「宿題や提出物を忘れやすい」「気持ちを適切に言葉で伝えられない」「行動が遅い」「切り替えが悪い」「友達関係で空気を読めない」「字義どおりに捉えがち」「パニックになりやすい」「感覚過敏がある」「学習全般に遅れがある」「字の読み書きが年齢相応にできない」「いつまでも鏡文字がある」「算数が際立ってできない」などがあります。
勧められるタイミングはケースバイケースですが、学年が上がって(あるいは入学して)1学期はクラス自体もまだまとまりが取れなかったりして「少し様子を見よう」となりがちですが、2学期になっても様々な指導にもかかわらず改善傾向が見られないといよいよ心配される、というパターンをよく耳にします。1学期から発達検査を勧められるのは、ケースバイケースですが、前年度から言動が心配されている場合(例:1年生なら就学支援シートを園から学校に提出していた、前年度から言動が指摘されていた)、授業中に全く席につけないなど周りと比べて行動問題が顕著な場合、明らかに年齢水準よりも学習全般に遅れが見られる場合などがあるようです。
そのようなことで担任や学校から発達検査を勧められた場合に、保護者としては驚きやショック、怒りなどあると思いますが、それらが少し落ち着いてたら確認できるとよいポイントを3つご紹介します。
1,担任が心配している言動と指導、その結果を具体的に聞き取る
2,学校や学童、家など複数の場所での言動を比べる
3,前年度や前々年度の言動と比べる
以下、1つずつ述べていきます。
続きを読む【保護者向け】発達検査を受けた後どうすればいいか?(3)
こんにちは、きょんです!
私は教育関係施設で心理士として働いており、幼児~高校生までの子・保護者と日々会っています。その中で発達検査(WISC-4という知能検査が念頭に置かれている場合が多い)に関する相談もよくお受けします。
先日、「発達検査を受けた後どうすればいいか?」の(1)と(2)の記事を書きましたので、今日はその続きです。
なかなか終わらずにすいません・・・毎回書き始めると長文になってしまい途中で切らざるを得ませんでした。
この一連の記事では、発達検査を受けた後に考えられるとよいポイントを3つ上げました。
それは、
1,親の「わが子理解」を確認する
2,外部機関の利用について考える
3,家庭でできることを考える
です。
いよいよ今日は3について書きます。
- 3,家庭でできることを考える
- (1)親(家族)の関わりを確認する
- (2)生活場面でできることがないか調べる
- (3)最も基本的で大切なこと
【保護者向け】発達検査を受けた後どうすればいいか?(2)
こんにちは、きょんです!
私は教育関係施設で心理士として働いており、幼児~高校生までの子・保護者と日々会っています。その中で発達検査(WISC-4という知能検査が念頭に置かれている場合が多い)に関する相談もよくお受けします。
先日、「発達検査を受けた後どうすればいいか?(1)」の記事を書きましたので、今日はその続きです。
この記事では、発達検査を受けた後に考えられるとよいポイントを3つ上げました。
それは、
1,親の「わが子理解」を確認する
2,外部機関の利用について考える
3,家庭でできることを考える
です。この内1について上記の記事で書きましたので、今日は2についてです。
今回こそは全部終わらせようと思ったらまた長くなってしまいすいません・・・3は次回ということでお許しください;
- 2,外部機関の利用について考える(担任、特別支援教室・学級、医療機関、民間療育機関)
【保護者向け】発達検査を受けた後どうすればいいか?(1)
こんにちは、きょんです!
私は教育関係施設で心理士として働いており、幼児~高校生までの子・保護者と日々会っています。その中で発達検査(WISC-4という知能検査が念頭に置かれている場合が多い)に関する相談もよくお受けします。
先日アップした記事が、私の他の記事と比べてPVが多いようです。ありがとうございます。
それほど学校から発達検査を勧められて困惑したり悩んでおられる親御さんが多いのかもしれません。実際に現場で相談を受けていても「学校から検査を受けるように言われて・・・」という声は年々増えています。
親御さんの中には、悩んで悩んで発達検査を申し込んで我が子に受けさせたという方もいらっしゃるかと思います。そして結果を告げられて、我が子の「得意・不得意」や「特性」が分かる・・・
ところが、結果が出た後に次のような戸惑いの声もよくお聞きするのです。
「発達検査を受けたけれど、これからどうしたらいいか分からない」
「所見を読んだが(具体的にどうしたらいいか)よくわからない」
という声です。
そこで今回は「発達検査を受けた後はどうすればいいか?」について書こうと思います。もちろんお子さん一人一人違うので正答がある訳ではないのですが、いくつか考えられることがありますので参考になりましたら幸いです。
要点は3つです。
1,親の「わが子理解」を確認する
2,外部機関の利用について考える
3,家庭でできることを考える
1つずつ見ていきます!
…と意気込んで書き始める分量が多くなってしまったので今回は1についてのみ書きます💦2,3は後日アップします!
ただ、この3つの中では1が最も大切だと思っています。
- 1,親の「わが子の理解」を確認する ~子ども世界を追体験してみると具体案が出てきやすい~